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​朝食を食べましょう

朝食を食べない…

函館の小中学校においては、朝ご飯を必ず食べる生徒の割合が、平成から令和にかけて80%前後で、全国平均より低いのです。

20歳代以降の若者も20%程度の朝食を摂らない状況で、3人に一人が肥満という状況になっています。

朝食抜きが健康に悪い…

脳のエネルギーはブドウ糖が唯一で、朝に不足すると、脳は何とかブドウ糖を獲得するために、自律神経を介して筋肉を溶かしてブドウ糖を作るように命令します。

その結果、成人では筋肉量が落ち、子供では筋肉の発達が悪くなります。 

*その証拠として、小学1年生より高校3年生までを対象とした20m折り返しシャトルランの回数で、朝食を食べない子供は食べる子供より、すべての学年においても、いつの年でも、何回実施しても負けています。

運動する子どもたち

*朝食を食べない子供達の国語、社会、数学、英語などの各科目の成績が朝食を食べる子供に劣ることが、

文部科学省の調査で毎年報告されています。

*いじめっ子の大半は朝食を食べていません。

朝食を食べないことにより、朝の寝起きが悪い、いつでもぼんやりしている、相談できる先生がいない、かっとなりやすい、成績が伸びない、などの悪影響が出ています。

なぜ朝食を摂ることが体に良いのか?

食べることにより、脳にある体内時計がきちんと作動し体が目覚めます。

体内時計にはセロトニンという蛋白質が必要で、この材料になるのがトリプトファンという必須アミノ酸です。

このアミノ酸は人間の体内で合成できないのです。

下記の食物の中に含まれているので、是非頑張って朝食を摂り体に活力を与えましょう!!

​朝食をとる時間がない若者へ

朝は食欲がわかないという人は、起きてすぐに水や牛乳、野菜ジュースを飲んで、胃を目覚めさせることがおすすめです。

体内時計を目覚めさせる食べ物、飲み物を摂りましょう…

パンとスープと目玉焼き

パンと牛乳やチーズ等の乳製品

納豆ご飯と豆腐の味噌汁

納豆ご飯と豆腐の味噌汁

最低でも、バナナ1本、チョコレートでも良いですよ

(当院には朝に○○板チョコだけを20年間食べた元気な80歳代のご婦人がいます……)

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